国立循環器病研究センターが警告!「冬場は心筋梗塞による心停止が増加」

国立循環器病研究センターが「冬の心筋梗塞を防ぐための10箇条」を提案しています。
冬は【ヒートショック】対策が必須です。
*参考情報 
【家庭内事故死】を引き起こす「ヒートショック」とは?(ヒートショック対策を考える)
★消費者庁が警告!★ 家庭の浴槽での溺死者数が「4,866人」に!

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記事の詳しい内容については、下記をクリックしてご覧ください(↓)

冬場は心筋梗塞による心停止が増加

「あっ!」と思った時は遅いのです。十分な対策が必須です。

「カンタンシェード80」をお使いの藤田様からのご感想です!(ありがとうございます)

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すでに、「カンタンシェード80」をお使いの藤田様からご感想をいただきました。(ありがとうございます)


玉川さん

本格的に暑くなってきました。メールのNEWS、ありがとうございました。

近所の皆様は、冷房機のある1部屋か2部屋が涼しくて、トイレ、台所などに行くと暑くて暑くて体調が狂う、と言ってられますが我が家は全館冷房になるので、助かります。

昨年は2階中央の冷房1台で全館でしたが、主人が年をとってきたせいか、「暑いよー」とうるさいので、今年は2階1台、1階1台の2台を動かしています。
それでも通常の1か月電気代+3000円~5000円で済みます。

問題の日射遮断、ゴーヤの緑のカーテンもしっかり茂り・・ただ、いつも同じところに植えるせいか、葉は茂れど年々実がすくなっています。
(連作障害をさける肥料をまいてますが)

いただいたかんたんシェード80、効果ありです。
家の内がわに貼れるので、日差しが少なくなると巻き上げたりできるので楽です。
 
欲を言えば、他のメーカー品に較べると明るいですが、もう少し普通の明るさが確保できるとGOODなのですが。メーカーさんの技術に期待しましょう。

おかげさまで夏の暑さ、冬の寒さが恐くなくなり、感謝感謝です。
どうぞ、お体ご自愛ください。        

「高断熱・高気密住宅は【夏 涼しい】」は間違っていますよ!(日射遮蔽が必須です)

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毎年、暑くなってくると(7月ごろから)、新聞・テレビ・雑誌などでよく見かけます。

「高断熱・高気密住宅は、夏 涼しい!。そして、冬 暖かい!!!」



大変残念な事ですが、それは間違っています。

高断熱・高気密住宅を建てただけで、「夏 涼しい」のは完全に間違いです。
(確かに、冬は暖かいのですが・・・)

1990年から千葉県で「外断熱住宅」を建て始めたのですが、当初、夏が来ると同時に「お客様からのクレームの嵐」も多数いらっしゃいました(泣)

「夏は暑くて、暑くて!!! 生活していられないよ!」

当時、私たちも「高断熱・高気密住宅」をよく理解していなかったのが原因です。
「高気密・高断熱住宅」は、「家の中から外に熱を逃がさない住宅」です。ですから、日射によって家の中が暑くなると、その熱はなかなか外に逃げません。
つまり、「高断熱・高気密住宅」で、夏 快適に過ごすには【日射遮蔽】(日射遮蔽とは、家の中に日射が入らないようにする工夫の事です)が必須なのです。

逆に言うと、【日射遮蔽】を上手に行えば、
「高断熱・高気密住宅は、夏 涼しい!。そして、冬 暖かい!!!」は正しいです!
と胸を張って主張できます。

そこで、「外断熱の地熱住宅」を建てたお施主様には、しつこく、しつこく、【日射遮蔽】をお願いしてきました。(日射遮蔽の方法については、下記をご参照くださ)

【参考情報】(下記をクリックすると別のページにリンクされます)
今からでも簡単にできる【日射遮蔽】について(夏を快適に過ごすためのグッズ)
日射遮蔽対策を十分におこなってください!(断熱雨戸を日射遮蔽に利用する)
熱線反射フィルムはもったいない!(日射遮蔽について)


ところで、【緑のカーテン】ですが、これをお勧めしている私(玉川和浩 エコホームズ株式会社 代表取締役)が、情けない事に、うまく育てられません。葉が、うまく繁りません。

下記の【緑のカーテン】は、大久保様邸の【緑のカーテン】です。(私は、絶対に、このように上手く育てられません・・・)

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素晴らしい繁り具合ですね。これなら、しっかりと【日射遮蔽】をしてくれますね。
家の中も涼しいです。

では、私のように「緑のカーテンを育てるのが下手な人」はどうしたらよいでしょうか?

(この続きは、下手は人だけお読みください。上手な方は無視してくださいね)


<詳しくはこちらをクリック>

今からでも簡単にできる【日射遮蔽】について(夏を快適に過ごすためのグッズ)

shahei006.jpg【いまさら「緑のカーテン」をつくるのは間に合わないし・・・、しかし、夏の暑さをなんとかしたい!】
そんな方は、いますぐ、ホームセンターへ向かってください!簡単な方法で、しっかりと西日対策(暑さ対策)ができます。

また、
【「夏は涼しく、冬は暖かい家」と言われたので高断熱・高気密住宅を建てたのに、夏は暑くてたまらない・・・】とお怒りの方、下記の【日射遮蔽の方法】をぜひ試してください。涼しい家になりますよ!


【高断熱・高気密住宅なのに、「夏 とても室内が暑い原因」とは何か?】

何が原因だと思いますか?
原因は1つです!(まれに、24時間換気システムが停止していて、家の中の熱気が抜けない事もありますが。そちらもチェックしてみてください)

それは、「日射が家の中に入り込んでいる」からです。
時間帯によって、下記の理由によって、日射が家の中に入り込んでいます。

○午前中
・東側から日射が家の中に入り込みます。
・家の西側に、日射を反射するようなタイプの家(外壁材)が建っている場合、西側からも家の中に日射が入る場合もあります。

○午前中から午後2時ごろにかけて
・太陽の高度が高くなってくるため、直接 日射が家の中には入りません。ただし、【照り返し】によって、入ってくる場合があります。リビングの前(庭)に、コンクリートによる「犬走り」などがある場合、日射がコンクリートを熱し、その熱が輻射によって、室内に入り込みます。

○午後2時すぎから夕方にかけて

・西日が家の中に入り込みます。
・また、東側に日射を反射するようなタイプの家(外壁材)が建っている場合、東側からも家の中に西日が入る場合もあります。

<詳しくはこちらをクリック>

日射遮蔽対策を十分におこなってください!(断熱雨戸を日射遮蔽に利用する)

★地熱住宅にお住まいのみなさま、今年も【日射遮蔽】に関するご連絡です。下記の点をよろしくお願いします★

すでに何度も何度もお伝えしている通り、【地熱住宅(外断熱・高気密住宅+地中熱利用)】では、夏の日射遮蔽対策は必須です。(エコリフォームをおこなったお施主様も同様ですので、下記の内容を十分にお読みください)

地熱住宅に限らず、高断熱・高気密住宅においては、夏に十分な【日射遮蔽】対策を行わないと、暑くなります。夏の地中熱(冷熱)を利用していますが、日射遮蔽をしっかりとおこなわないと、とにかく暑い家になりますので、よろしくお願いします。

【地熱住宅における日射遮蔽対策の基本】

1)断熱雨戸の利用方法について

・断熱雨戸が設置してある「大きな引き違いの窓」において、下記の写真のように、断熱雨戸を閉めてください。(画像をクリックすると拡大表示されます)
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<詳しくはこちらをクリック>

ゼロ・エネルギー住宅等の推進について(平成24年度 住宅局関係予算概要/国土交通省住宅局)の資料より抜粋

★この内容は、住宅業界、特に全国の工務店さん向けの情報です★

全国でエコハウスに真剣に取り組んでいる工務店の皆様、皆さんの長年の苦労が報われる方向に国土交通省は向かっていますよ!

まずは下記の画像をご覧ください(クリックすると拡大表示されます)

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(上記の画像は、下記の資料から抜粋しました。下記をクリックすると、PDFでダウンロードできます)
平成24年度 住宅局関係予算概要 国土交通省住宅局 平成24年1月
*6ページに記載があります。

<詳しくはこちらをクリック>

エコハウス(基礎外断熱建物)の「床下カビ問題」を解決する方法とは?

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住宅エコポイント制度(新築版)の効果により、全国でエコハウスが続々建てられています。
特に、外断熱工法を採用した外断熱住宅が増えてきました。国の制度によって、外断熱住宅がどんどん増えていくのはうれしいですね!
制度がなくなったとしても、この流れは継続してもらいたいです。

外断熱住宅の場合、基礎の外側に断熱するのが温熱環境的には必須となります。

しかし、ここで注意が必要です。
基礎の外側を断熱すると、地域(及び建築する時期)によっては、「床下にカビが発生する」可能性があります。下記の写真をご覧ください(↓)

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<詳しくはこちらをクリック>

せっかくのエコハウスに「簡易型24時間換気システム」を設置するのは本末転倒です!

建築基準法の改正により、新築住宅には「24時間換気システム」が設置される事になりました。
「24時間換気システム」と言っても、様々なタイプがあります。

・給気と排気を共に機械(ファン)でおこなうタイプ(第1種換気)
・さらに、給気と排気で熱交換をおこなうタイプ(第1種換気 熱交換型)
*熱交換も「温度のみを熱交換する顕熱交換」と「温度と湿気を熱交換する全熱交換」に分かれます。
・排気を機械(ファン)でおこなうタイプ。排気により室内が負圧になるので、給気口から外気が室内に入ります(第3種換気)
・家全体の空間を効率的に換気するためのダクト方式
・局所的に給排気を同時におこなう方式

などなど、様々な方式の24時間換気システムが存在します。
その中でも、最悪な方式が「局所排気、局所給気」方式です。

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【家庭内事故死】を引き起こす「ヒートショック」とは?(ヒートショック対策を考える)

今朝(平成23年11月24日)、いつも通り、「みのもんたの朝ズバッ!」をなにげなく観ていたら、ビックリする文字が目に入りました。それは(↓)

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もちろん、左側の文字です。
【ヒートショックで命の危険・・・】
と書かれてある部分です。ようやく、マスコミ大手もヒートショック(⇔家庭内事故死)について取り上げてくれるようになりました。
おそらく、最近、下記の記事が新聞で報道されたからだと思います。

日本経済新聞 平成23年11月20日 ヒートショック 高齢者は警戒を
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(上記/画像をクリックすると拡大表示されます)

毎日新聞 平成23年11月22日 風呂:ヒートショックご注意 水死のケースも
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(上記/画像をクリックすると拡大表示されます)


番組内でお医者様が【ヒートショック】について解説していました。
その内容は:

<詳しくはこちらをクリック>

日射遮蔽は「緑のカーテン」で!

梅雨明けから夏にかけて、太陽光(特に、西日)を地熱住宅の中にいれないように【日射遮蔽】をお願いしております。
*【日射遮蔽】については、下記もクリックしてお読みください。
【夏を快適にすごすグッズ】

太陽光を冬に十分活用するように工夫しているのが地熱住宅ですが、夏場はそれを上手にシャットアウトする必要があります。そして、これらの内容については、ご入居前(家づくり勉強会において)やご入居後(1か月訪問時など)にもご説明しているのですが、私たちの説明不足のためか、【日射遮蔽】を忘れてしまうお施主様もいらっしゃいます。(もっと、私たちがしつこくご説明するべきですね、すみません)

下記の写真は、お施主様(S様)が一生懸命育てられた「緑のカーテン」です。

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(ちなみに、写真/左側にある雨どいに接続してあるタンクは、雨水タンクです。最近、流行していますね。千葉市では補助金も出ますよ)
【参考情報】
千葉市 雨水貯留槽と雨水浸透ます設置補助制度について

<詳しくはこちらをクリック>

【夏を快適にすごすグッズ】

高断熱・高気密住宅に住んでいる方が、インターネット掲示板などに書き込んでいる問題点として【夏、室内が暑くなる】という現象があります。

寒冷地における「冬 寒くない家」を原点として発達した高断熱・高気密住宅においては、家の中の熱が外に逃げにくいのです。
そのため、夏になると「室内が暑くなるのですが・・・・・」というご不満を訴える方が多くなってきます。

原因は「太陽光」です。西日対策が十分でないと、このように「夏は暑い高断熱・高気密住宅」という間違ったイメージが定着してしまいます。
(一般住宅においても、同様に、太陽光対策をした方がはるかに快適になります。)

特に、高断熱・高気密住宅の場合、原理としては、少しの冷房(もしくはドライ運転)で家全体が快適になるのですが、その分、ちょっとの日射が入り込むだけで、一般住宅以上に、「夏暑い!」という不満につながってしまいます。

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【群馬県太田市が建築したスーパーエコハウス】について

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(画像をクリックすると拡大表示されます)

群馬県太田市が「市民」と「未来の地球」のために建築した「スーパーエコハウス」について、千葉県内の役所の方からお問い合わせをいただきました。
電話でもお伝えしましたが、間違って伝わるといけないので、あらためてここに報告させていただきます。
今回の投稿は、「公共施設の省エネ化を検討されている全国の市町村担当者の方」向けの内容です。

写真は「群馬県太田市が建てた【スーパーエコハウス】の写真」です。
これは【群馬県太田市 平成16年度「環境と経済の好循環のまちモデル事業」】によって建てられた公共施設です。

関係者の一覧は下記をクリックしてご覧ください。

1)群馬県太田市「環境と経済の好循環のまちモデル事業

2)光と風の研究所

3)地中熱利用の技術供与:【外断熱の地熱住宅】エコホームズ

4)構造体:株式会社シェルター(KES工法)

5)太陽熱を温風に変換するソーラーウォールの供与:ロゴスシステムズ社

スーパーエコハウスに関する先端技術については、下記をクリックしてご覧ください。

スーパーエコハウスの要素技術

スーパーエコハウスに採用された技術の中で【地中熱利用+ソーラーウォールによる強化】は私達が提案したものです。
今までも、下記のように、「地中熱利用住宅」にソーラーウォールを設置していました。
(下記の写真をご覧ください)

地中熱利用+ソーラーウォール

今回は、さらに改良を加えた設置方法を提案しました。

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【壁体内結露はなぜ発生するのか?】

【壁体内結露】(壁の中で結露が発生すること)によって構造体(木材)が腐ってしまうと、地震に対する強度が落ちてしまう可能性があることを以前投稿しました。
→【木造3階建

今回は【壁体内結露】が発生してしまうメカニズムです。

住宅に断熱材を施工する際、基本は「断熱材の部屋側/内側に水蒸気を通さない層(バーパーバリア)をしっかりと設置すること」です。
このベーパーバリアがきっちりと施工してあれば、内断熱であっても壁の中に結露が発生することはありません。理論的にはそうなのです。

ところが、実際に建築現場で見学されるとよくわかるのですが、内断熱の場合、下記の部分でベーパーバリアがうまく施工できないことがあります。

●コンセントボックス
●水道管などの配管まわり

また、施工マニュアルに規定されている断熱材の設置方法が守られていない場合もあります。

すると、下記の図のように、断熱材の中に部屋の湿気が入り込みます。

壁体内結露はなぜ発生するのか

内断熱の場合、断熱材の中で温度が変化するため、断熱材の中で結露が発生してしまいます。これが【壁体内結露】です。
*下記の写真は、断熱材の中で結露が発生し、そしてカビが生えています。

壁体内結露によって断熱材の中にカビが発生している

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なぜ?外断熱工法だと家が長生きするのか???

みなさんからよくいただく御質問の中で、最も多いのが

外断熱工法にすると、なぜ?住宅の寿命が長くなるのですか?

今回は「なぜ?外断熱工法だと構造材が長持ちするのか?」について御説明します。


1990年に、千葉県で初めて「外断熱工法」を取り入れた目的は「長持ちする家造り」を実現するためです。長持ちする家造りを実現する(目的)ためには、日本の伝統的民家の知恵を活かすことを積極的に考えました。
日本だけではなく、世界各地において、木造住宅は「非常に長い寿命を保てる」のです。
 
例えば;

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気密その1 気密住宅とは?

隙間が少ない※住宅のことを「気密住宅」と呼びます。(※詳しい数値はその2で...。)
「住宅の気密化」とは室内と外を区切っている「壁」や「窓」や「屋根」などの面にある隙間を少なくすることです。住宅を中途半端に気密化すると様々な悪影響を及ぼします。住宅にはしっかりとした気密化が必要なのです。

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気密その2 気密性能値「C値」とは?


日本では気密性能値を「C値(シーち)」(相当隙間面積)で表します。
住宅の室内と外を区切っている「壁」や「窓」や「屋根」などの面にある隙間の面積(cm2)を測り※(※前号の「その3」をご参照ください。)、延床面積(m2)で割ったものがC値(相当隙間面積)(cm2/m2)です。つまり、床面積1m2あたりに隙間がどれ位あるかを表したものです。

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気密その3 気密測定試験とは?


住宅の隙間の面積を測る検査です。
住宅の室内と外を区切っている「壁」や「窓」や「屋根」などの面にある隙間の面積を測ります。『気密測定機』という機械を使って測定します。

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壁の中に空気が流れるので、収納空間にも通気ができます。

【外断熱工法】を採用する理由の一つとして「壁の中の通気」があります。
構造材を外側から板状の断熱材で覆うので、外壁面の壁内には空洞ができます。
そこに空気の流れを作る事が、「構造材=木材」が呼吸できる工夫でもあります。

本来、木材は吸放湿性に優れた素材であり(呼吸する状態)、呼吸をしていれば簡単に腐ることにはなりません。これが構造材の強度を長期間保持することになります。

家全体の空気の流れをご覧ください(↓)
(画像をクリックすると拡大表示されます)

大切な通気

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【高気密住宅にするための秘訣】

外断熱工法 外張り断熱

私達が「外断熱工法」を採用している理由は二つあります。

1)構造体を外側からすっぽりと断熱するので、内断熱の欠点である「断熱欠損」(構造体:木材の部分が断熱されないこと)がありません。

2)壁の中に空気が流れるようになります。
 (内断熱=充填断熱では、壁の中に断熱材を詰め込むので、空気がながれません。)
  構造材:木材の周りを空気が流れるので、木が長持ちします。

外断熱工法による2重通気

外断熱工法を採用する場合、「高気密住宅」は絶対条件です。
なぜ?高気密住宅でないといけないのか。詳しい内容はこちら(↓)をご覧ください。

気密住宅とは?


私達が「高気密住宅」にするための工夫をご覧ください(↓)

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外断熱工法の外壁はずれ落ちませんか?

【御質問】
外断熱工法の外壁はずれ落ちませんか?

かつて外断熱工法は内断熱工法のメーカーから「外壁がずれ落ちる」などと言われました。

それは外断熱工法が発泡系の断熱やわらかい材を挟んで外壁を止めつけなければならないためです。
しかし、外断熱工法では胴縁を径の太い専用のビス(断熱パネルビス)で止めつけます。「外壁材の下がりの許容量を1mm以下」と厳しく計算してみてもかなりの重量の外壁材も大丈夫です。

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【外断熱・高気密住宅は窓を開けてはいけないのですか?】

【外断熱・高気密住宅】を検討される方から、ほぼ間違いなくご質問される ことがあります(↓)

A様「たまちゃん、一つ聞きたいことがあるのですが。高断熱・高気密住宅については、その必要性がよくわかるのですが、1年中、窓を閉めきって生活するのが嫌なのですが・・・・・・。 どうしたら良いですか?」

タマ「すみませ〜ん。私達の説明が不十分でしたね。ごめんなさい。高断熱・高気密住宅に住んでいても【1年中、窓を閉める】生活ではないのですよ!」

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【施工品質のチェック⇔気密測定】

先日、茨城県つくば市で建築している【外断熱の地熱住宅】で「気密測定」をおこなってきました。
気密性能=C値は0.46でした。
外断熱住宅の場合、高気密でないと効果がでません。
*詳しい内容はこちら(↓)をクリックしてご覧ください。
 「気密住宅とは?

実際に建てている住宅が
本当に高気密住宅なのか?」を確認するため【気密測定】をおこないます。
そのため、本来であればお施主様が同席して「気密性能」を眼で確認して、体感していただくことが望ましいのです。

下記が【気密測定】の様子です。

<詳しくはこちらをクリック>

木造3階建

マンションの構造強度偽造問題で取り上げられている「構造計算」ですが、マンションだけではありません。戸建住宅においても、3階建以上は「構造計算」が必要です。

こちら(↓)は、「木造3階建」です。

木造3階建 外断熱住宅

<詳しくはこちらをクリック>

【NHKに登場しました!】群馬県太田市スーパーエコハウス=地中熱利用建物

本日、朝(7:50ごろ)、NHK/朝のニュース番組「おはよう日本」で、【外断熱の地熱利用】を導入した太田市の建物=スーパーエコハウスが登場しました。

短い時間でしたが、「地中熱利用システム=床下システム」の一部が紹介されてありました(↓)

スーパーエコハウス

番組の内容を少しだけご紹介します。

<詳しくはこちらをクリック>

「みんなで止めよう温暖化!」 クールビズをすでに実践していました。

クールビズ

経団連の偉い方や政治家が、連日「クールビズ」で登場しています。

クールビズ】の定義は、「チームマイナス6%」サイトに掲載されてあります。一部を抜粋すると;

温室効果ガス削減のために、夏のエアコンの温度設定を28℃に。そんなオフィスで快適に過ごすために、環境省では夏のノーネクタイ・ノー上着ファッションを提唱しました。(チームマイナス6%サイト「クールビズについて」より抜粋しました。)

ちなみに、私はず〜と前から「クールビズ」です。(単に、ネクタイと上着が嫌いなだけですが・・・・・・・)

<詳しくはこちらをクリック>

【外断熱・高気密住宅のデメリット】

外断熱住宅のデメリット

先日、千葉県館山市で開催された「外断熱住宅勉強会」に講師として招かれたので「外断熱・高気密住宅」についてお話をさせていただきました。

その時、「高断熱・高気密住宅」のメリットをお話させていただきました。
ついでに、調子にのって、【高断熱・高気密住宅】のデメリットもお話いたしました。

勉強会終了後に、参加者の方にアンケートを記入していただいたのですが、その時、貴重なご感想をいただきました(↓)


「今日はメリットのみならず、デメリットも話していただき大変参考になったし、理解できた。私個人としては、今日の話を聞き、断熱材を使ってまで暖かさを求めることはしない家づくりという方向に固まった」

どうも、デメリットを強調しすぎたようですね(笑)

<詳しくはこちらをクリック>

【地熱住宅】+ソーラーウォール

いままでの地熱住宅は、アイヌの掟(1年中 土間で火をチョロチョロと燃やし続けていた)原理を応用するため、天井付近に溜まっている暖気を床下に放出(床下システム利用)し蓄熱していたので暖房しなくても、家中15℃程度はありましたが、少し低めでした。(冬中暖房しなかった「I邸の測定データ」を参照してください)。

★冬中暖房しなかったI邸の測定データ★
(画像をクリックすると拡大表示されます)

冬中暖房しなかったI邸測定データ

ソーラーウォールを使用することによって、天井暖気よりはるかに高い温度の空気を床下に放出することができるので、床下地中の温度は今までより高くなります。

床下温度が高くなると、室温も上昇します。(なぜ、床下温度が高くなると室温が一緒に上昇するのか?日本建築学会に発表したデータを参照してください。)

★日本建築学会に発表したデータは下記をクリックしてご覧ください★
 「地温が上昇すると室温が上がる!実証データ

ソーラーウォールを導入すると、平均で2℃〜3℃は室温が上がることが推定されます。したがって、冬中暖房しなくても「寒くない住宅」になるといえます。

<詳しくはこちらをクリック>

究極のエコハウス(地中熱利用+ソーラーウォール)

ソーラーウォール

ここを読んでいるあなたは大変幸運な方です。なぜなら、地熱住宅とソーラーウォールの秘密に出会えるからです。

私達のホームページを良く読まれた全ての方は、「住宅の性能」に興味・関心がある方だと思います。【外断熱の地熱住宅】という全く「聞いたことがない」ものに興味を持っていただきましてありがとうございます!

「住宅の問題点」に気づいている方が、私達のホームページをご覧になっていると思います。
一生に一度の「最高額の買い物」をするのに、金額・設備だけではなく、そこに住む人が最高に満足するためには、「住宅の問題点」を直視して一つ一つを解決していくことが必要です。

私達が生涯の目的として「完璧に達成」したいと願うことは;

<詳しくはこちらをクリック>

【ヒートショックを防ぐには】


(画像をクリックすると拡大表示されます)

今までの【家づくり】では、冬に暖房を効かせるためには、

 ●しっかりと仕切り(壁)を設置する
 ●リビングに吹きぬけは作らない

というのが常識でした。

<詳しくはこちらをクリック>

【基礎外断熱の防蟻処理】

【質問】
「基礎外断熱が良いのはわかっているのですが。基礎外断熱の場合、防蟻処理(=シロアリ対策)はどのようにおこなっていますか?」


(回答)

確かに、「基礎外断熱」の場合、通常の防蟻処理(=化学物質による防蟻処理→みなさんもご存知の、あのオレンジ色/緑色のやつです)は使用できません。

なぜなら、
◎「基礎外断熱」⇔「床下空間は室内と考える」◎ことになりますので、床下の土台などに化学物質は使用したくありませんね。

そこで、基礎外断熱の場合、防蟻処理はこのように(↓)おこないます。

<詳しくはこちらをクリック>

外断熱とは?

外断熱とは?

家を断熱するとき、今まではグラスウールなどの断熱材を外壁と内壁の壁空洞に、柱と柱の間に埋め込むように入れる内断熱でした。現在も新築の90%以上がこの「内断熱」を採用しています。

<詳しくはこちらをクリック>

【家庭内事故死】とは?


(画像をクリックすると拡大表示されます)


家の役目は「家族を守ること」です。何から守るかといえば、
【雨・風・雪・台風・地震・虫・危険な動物・寒さ・暑さ・湿気・危険な人】です。つまり、安全に安心して暮らすことを願って住宅を建てます。

ところが、せっかく建てた住宅で病気になってしまうのが【シックハウス】という問題です。これは住宅内に発生する有害物質によって引き起こされます。これが大きな問題になってきたので、建築基準法が改正されました。

<詳しくはこちらをクリック>

【気密測定の目的】

明日は「地球民家オープンハウス」にて【気密測定】をおこないます。

この【気密測定】ですが、実施していない工務店さんもあるようですので、その目的について書かせていただきます。

(気密測定の様子です↓)
気密測定

【気密測定の目的】

・高断熱住宅は「高気密」でなければ、本来の性能を発揮しません。
 しかし、建築中の建物が本当に「高気密住宅なのか?」をチェックするのが【気密測定】です。

(解説)
一般的な住宅では、冬場、足元がスースーと寒いことを経験していませんか?
冬、家の中を暖めていても、部屋の上下では「温度差」が発生します。冷たい空気は重いので、足元がスースーと冷えてしまいます。
(足元が冷えるのが当たり前なので、「床暖房」が快適に感じることにもなるのですが。)

家の中の「温度差」を最小限にするために【高断熱住宅】にするのですが、家に隙間がたくさんあると(つまり、低気密)、特に冬場、高断熱住宅でも「冷気」が侵入して、上下の温度差が大きくなります。
そのため、「高断熱住宅」であれば、「高気密住宅」にする必要があります。

<詳しくはこちらをクリック>

【外断熱の地熱住宅】(エコシステム)の特徴

私達の「外断熱」は、外壁側の通気層だけでなく、室内側の床下からの通気層を確保してしています。ヒノキの生育に必要な70年は躯体をもたせたいためです。
また、地中温度を活用するため基礎外断熱していることが、他社との決定的な違いです。ですから、断熱材を土間コンクリートには施工しません。


★《外断熱》の目的★

構造躯体を長持ちさせるためです。

1. 床下〜壁空洞〜小屋裏への室内側通気層によって自然気流が生じます。土台や柱などの木部の呼吸や放湿が確保され、躯体の耐久性を高めます。
例:最も大切な土台は、四周が空気に触れるように工夫しています。それを可能にしているのは「基礎外断熱」です。

2. 床下〜壁空洞〜小屋裏への室内側通気層で、床下空気や湿気の垂直換気を確保して、床下環境をよくし構造躯体の耐久性を高めます。

外断熱住宅の通気


地中温度を利用するためです。

夏(冬)の床下地中温度を冬(夏)まで持ち越すために基礎も外断熱にします。基礎の外側から断熱すると、基礎や土間のコンクリート部すべてを蓄熱(蓄冷)体として活用することができます。冬はコンクリートと床下地中の温度に支えられた暖かい床下空気が、室内側の通気層を行き交って家中を包みます。夏は低温の床下地中温度に支えられた床下空気は床下システムによって吸い上げられて活用され、床下が除湿されます。

基礎外断熱


気密性を高め、夏の多湿・冬の乾燥から解放されるためです。

外断熱をすることによって断熱気密を途切れることなく施工することができるので、高い気密性を可能にします。高い気密性能は熱ロスを少なくするだけでなく、梅雨の100%近い湿気や冬の乾燥外気を効果的にシャットアウトすることもできます。気密性能は、湿度問題を解決するために、日本の温暖地にこそ欠かすことのできない要素です。高気密は室内に発生した湿気も効率よく排出します。