【ヒートショックを防ぐには】


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今までの【家づくり】では、冬に暖房を効かせるためには、

 ●しっかりと仕切り(壁)を設置する
 ●リビングに吹きぬけは作らない

というのが常識でした。

リビングに「吹きぬけ」を作ってしまうと、いくら暖房しても暖気が上にいってしまいますから、なかなかリビングが暖かくなりませんでした。
また、暖房コストも増える一方です。吹きぬけを作らない場合でも、リビングに「2階への階段」があると、吹きぬけと同じように暖気が上に逃げていきました。

各部屋を仕切る(壁をつくる)のも、同じ理由です。暖房を効かすためですね。
そのため、部屋と廊下の温度差が大きくなり、そして【ヒートショック】が発生します。

*【ヒートショック】については、下記の記事もご参照ください。
日本経済新聞 平成23年11月20日 ヒートショック、高齢者は警戒を

毎日新聞 平成23年11月22日 風呂:ヒートショックご注意 水死のケースも

ところが、【高断熱+高気密】住宅では逆になります。少ない暖房費用で家全体を暖めますから、むしろ

 ★リビングに吹きぬけをつくった方が良い
 ★部屋の仕切りは少ないほど良い
 ★リビングアクセスの階段は良い

となります。まったく逆になります。

「子供たちを下宿人にしない」家づくりを目指している場合、階段の設置場所はリビングに隣接するのが良いのです。その場合、高断熱+高気密住宅にするのがお勧めです。

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