★第1章 外断熱だけに注目すると危険です!(パート2)

これをお読みのあなたが「本物の家造り」を探すため、まだまだ知らなければいけないことがあります。

「一部だけ外断熱」ということがあります。
これはハウスメーカー・工務店共に行っていることが見かけられます。

特に多いのが「壁だけ外断熱で、屋根は内断熱(天井裏での断熱、もしくは天井内部から断熱材を吹き付ける)」というものです。
屋根部分も適正に「外断熱」するためには、職人さんの高い技術と手間がかかります。そこで、「坪単価を安くするため」(またまた出ました)に、屋根は外断熱にしないで、天井断熱(天井裏にグラスウールなどの断熱材を置く方法)にしています。
一部でも「外断熱」施工しているので、それを「外断熱の家」として宣伝しています。
これにはコメントできません。なんで、このような「すぐに変だとわかること」を真面目な顔して説明できるのか理解できません。

また、外断熱工法と言っていながら「基礎は内側に断熱する」というものもあります。
基礎もその外側に断熱するのが「外断熱工法」の基本です。
この方法を採用している住宅会社は「基礎の外側に断熱材を貼ると、その断熱材の中にシロアリが侵入してきます」と言っています。だから「シロアリが侵入しないように、次善の策として、基礎の内側に断熱材を貼ります」となります。これは5年ほど前であれば、決して間違った工法ではありません。実際、当社でも以前基礎断熱用に使用していた「スタイロフォーム」では、次の写真のように、断熱材の間にシロアリが侵入する場合があります。

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★第1章 外断熱だけに注目すると危険です!(パート1)

★第1章 外断熱だけに注目すると危険です!

「はじめに」のところでもお話しましたが、「一時のブームだけで【外断熱】が良い」と思ってしまうことは、すごく危険なことと言えます。
事実、こんな例があります。

ずいぶんと前になりますが、「外断熱工法」の特長が本や雑誌などで取り上げられるようになってから、ある大手ハウスメーカーが「外断熱の家」を大々的に発表しました。その会社はこのように主張していました。
*注:2006年3月、このハウスメーカー(Nホーム)は解散してしまいました。

「外断熱工法で家を建てると、床下・小屋裏も室内と同じ温熱環境になります。ですから、床下や小屋裏も室内と同じように利用できますよ。」

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はじめに

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★はじめに

最近、週末の新聞に入っているチラシをつらつらと眺めていると「外断熱工法」を採用している工務店さんが増えてきました。日本の家も全体的に進化してきました。よかったです。「住宅エコポイント導入」や「地球温暖化対策」などなど、マスコミもどんどん取り上げてくれるようになりましたので、住いが「高断熱・高気密化」する流れはどんどん勢いを増してきています。

一方で、国産材や古民家人気も根強く、昔ながらの民家(低気密・低断熱と表記したらよいのでしょうか?)も構造的に補強され、これからも残っていくことになります。

つまり、「高断熱・高気密住宅」もしくは「低断熱・低気密住宅」という両極端の住宅が、それぞれの良さを発揮して共存していく姿が未来の住宅像であるといえます。
中途半端に断熱化(気密化)された住宅は、住宅の寿命を短くするだけではなく、家族の健康にも悪影響をおよぼしてしまうことは万人が認識するようになりました。
どちらの住宅であっても、基本的なポイントは「住宅を長持ちさせること」です。

ところで、最近のチラシでは「外断熱工法(外張り断熱)」などとどこでも書いてありますが、そもそも、この「外断熱工法」とはなんなのか?住宅には他にどんな断熱方法があるのか?などなど、一般の方にとって疑問に思うことは多々あると思います。

「ネットや口コミでは、なんとなく【外断熱工法】が良いと聞いている。しかし、従来の断熱工法(内断熱工法)よりは建築価格は高いらしい・・・」

おそらく、あなたはこのように考えているのではないですか?

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「外断熱工法」という断熱工法は、古くは、1980年代には日本でも実績があります。先日、下記のメールを東京在住の方からいただきました。


大変面白い資料をお送りいただきありがとうございます。
地中熱の利用に空気を循環しているだけでは冬の室温など寒いと思います。
カタログの和室でも16℃です。20℃はほしいところです。
やはりヒートポンプの利用が必要と思います。
外張り断熱の断熱材もエコを言うならEPSより木毛繊維断熱材をお使いになった方が良いのでないでしょうか?
外断熱は外国では当然ですが、日本ではやっていませんでした。
拙宅も外断熱で30年住んでいます。たいへん快適です。
まだ改良の余地はあると存じますが、さらなるエコ住宅を供給され世の中に貢献されますことを祈念いたします。冊子ありがとうございました。


実は、けっこう昔から工法としては存在していたのです。
しかし、この2年ほど前までは、ほとんどの「新しく家を建てる人」に認知されていない工法であったため、日本全国でたった5%ほどしか採用する人がいませんでした。

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配布中のガイドブックですが、実は、2005年ごろに書いたものです。
しかし、その後、「外断熱工法に関する状況/環境」「地熱住宅」に関していろいろな点で最先端の技術に変更されてきました。そこで、無料ガイドブック「うわべだけの外断熱住宅に騙されるな!」を全面的に改定することになりました。
改定する内容ですが、まずはメルマガ(メルマ)で発行し、その後、編集しなおしてガイドブックを作成することになります。

そこで、すでに「うわべだけの外断熱住宅に騙されるな!」をお読みになった方、お読みになっていない方、両方の方にとって役立つ内容(原稿)を下記のメルマガから発行いたします。ぜひご購読ください。

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