【家庭内事故死】とは?


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家の役目は「家族を守ること」です。何から守るかといえば、
【雨・風・雪・台風・地震・虫・危険な動物・寒さ・暑さ・湿気・危険な人】です。つまり、安全に安心して暮らすことを願って住宅を建てます。

ところが、せっかく建てた住宅で病気になってしまうのが【シックハウス】という問題です。これは住宅内に発生する有害物質によって引き起こされます。これが大きな問題になってきたので、建築基準法が改正されました。

しかし、もっとクローズアップされるべき大問題があります。これが【家庭内事故死】です。交通事故で死亡される方より多くの方が毎年亡くなっています。


「家庭内事故死」とは、家庭内(家の中)で発生した事故により死亡されることで、死亡されなくても大怪我、入院などをされた方の数を入れると、死亡者の20倍以上被害があると推測されています。

実は、家造りにおいて、もっとも求められていることは「家庭内事故」を防ぐことなのです。

下記の統計データは、【厚生労働省 人口動態統計 平成12年】から抜粋した「家庭内事故」死亡数です。

★家庭内事故死★ 総数:    11,155人
(原因別死亡数)
転倒・転落:             2,163人
溺死・溺水:             3,293人
煙、火及び火炎への曝露:    1,236人
夜着、その他の着衣及び:       88人
衣服の発火又は溶解への曝露

*詳しくは、下記をご覧ください。
家庭内における主な不慮の事故の種類別にみた年齢別死亡数及び百分率

家の中をバリアフリー(段差を無くす)にしても、安全・安心に暮らすには充分な対処ではないのです。

溺死(お風呂での溺死)は65歳以上の方が特に多く、これは部屋と風呂場(脱衣場)の急激な温度差が引き金となっているようです。(ヒートショックと呼ばれています。)
【ヒートショック】を防止するには、家の中に急激な温度差を発生させないことが重要です。

また、意外に多いのが、家の中での「火」による事故です。特にガスコンロによる事故がほとんどであり、充分注意していながらも発生してしまうのが「火の事故」です。調理の時に、手元が熱かったり、火が衣服に着火して怖い思いをされた方も多いのではないですか?

この二つを解決する方法は;

〇全館冷暖房住宅
〇オール電化住宅
です。


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【その他参考情報】

【家庭内事故死】を引き起こす「ヒートショック」とは?(ヒートショック対策を考える)