エコリフォームにおける基礎の「耐震補強」について

★エコリフォーム:耐震改修工事(基礎の耐震補強)について★

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エコリフォームにおいて、全ての住宅の「耐震改修」をおこなうわけではありません。
昭和56年6月1日よりも前に建築確認を受けて建設された住宅の場合、耐震補強が必要になります。

・昭和56年(1981年)6月1日より、建築基準法における耐震基準が大きく変更されました。
昭和56年6月1日以降に建築確認を受けて建設された住宅(約築31年弱/平成24年3月現在)は、耐震補強工事等は必要ありませんが、それよりも前に「建築確認を受けて」建てられた住宅は耐震補強工事が必要になります。

また、昭和56年6月1日以降に建てられた住宅であっても、2000年(平成12年)6月1日 建築基準法が再度改正されたため、建築された年度(1981年から2000年までに建てた住宅)によっては「耐震補強工事」をした方が望ましい場合もあります。

・耐震補強工事は、「構造部分」と「基礎部分」の補強が必要です。

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築34年の住宅ですが、リフォームでも地熱利用はできますか?

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【質問】

現在、築34年の住宅に住んでいます。
基礎まで外断熱をするのはリフォームでは無理ではと思えるのですが?
また地熱利用は最近聞きますが一般の家にリフォーム時に利用が可能でしょうか。
また土間コンクリートがなくても地熱利用は可能でしようか?

(回答)
・はい。お住まいになっている住宅(既存住宅)でも地中熱利用は可能です。
建物を調査してから詳しくご報告いたしますが、原則として、下記の工事が必要になります。

1)耐震補強工事(昭和56年6月1日よりも前に建築確認を受けて建設された住宅の場合)
・昭和56年(1981年)6月1日より、建築基準法における耐震基準が大きく変更されました。6月1日以降に建築確認を受けて建設された住宅(約築32年弱/平成24年3月現在)は、耐震補強工事等は必要ありませんが、それよりも前に「建築確認を受けて」建てられた住宅は耐震補強工事が必要になります。築34年建物ですと耐震補強工事が必要になります。

・耐震補強工事は、「構造部分」「基礎部分」の補強が必要です。

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改修型地中熱利用システムとは?

伝導型地中熱利用システムは、「床下システム(地中熱利用部分)」「24時間換気システム」の2つの機能が付いています。
【参考情報】(下記をクリックすると参考情報が表示されます)
住宅/冷暖房として「地中熱利用」に興味をお持ちの方へ(伝導型地中熱利用システムに関する解説)
「床下システム」(地熱利用システム)とは?
24時間換気システムとは?

設備としては、屋根裏に下記の画像のようなファン+ダクト等が設置されます。
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既存住宅(中古住宅)で伝導型地中熱利用システムを設置する場合、上記/画像のような設備を設置するスペースが確保できない場合が多く、そのため、地熱リフォーム(断熱改修工事+地中熱利用システム)専用のシステムを開発しました。

それが【改修型地中熱利用システム】です。
2つの部分に分かれています。

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誰でも簡単にできる【冬 できるだけ寒くない家にする工夫(窓と床下換気口の断熱)】

「この寒い家をなんとかしたい!」

そんなふうに悩んでいる方、騙されたと思って、自分で下記の方法を試してみてください。
その方法とは2つです。

1)床下換気口を断熱材でふさぐ事。
下記の写真の通り、床下換気口を板状の断熱材でふさいでください。
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断熱材で換気口をふさぐ時期ですが、目安としては「残暑が終わりかける頃」です。だいたい9月の中旬から下旬ですね。

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せっかくのエコハウスに「簡易型24時間換気システム」を設置するのは本末転倒です!

建築基準法の改正により、新築住宅には「24時間換気システム」が設置される事になりました。
「24時間換気システム」と言っても、様々なタイプがあります。

・給気と排気を共に機械(ファン)でおこなうタイプ(第1種換気)
・さらに、給気と排気で熱交換をおこなうタイプ(第1種換気 熱交換型)
*熱交換も「温度のみを熱交換する顕熱交換」と「温度と湿気を熱交換する全熱交換」に分かれます。
・排気を機械(ファン)でおこなうタイプ。排気により室内が負圧になるので、給気口から外気が室内に入ります(第3種換気)
・家全体の空間を効率的に換気するためのダクト方式
・局所的に給排気を同時におこなう方式

などなど、様々な方式の24時間換気システムが存在します。
その中でも、最悪な方式が「局所排気、局所給気」方式です。

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【エコリフォーム研究会】創設について

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復興支援・住宅エコポイント制度において、国土交通省は「これからは新築よりもエコリフォームに力を入れますよ!」と高らかに宣言しています。

「えっ? そんなこと、どこにも書かれていませんけど・・・」

確かに、復興支援・住宅エコポイント制度のどこにも書かれていません。
しかし、「発行されるポイント数」のところをじっくりとご覧ください(↓)

「発行されるポイント数」

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エコリフォームの基本、それは窓の断熱強化です!

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「冬 とっても寒い家をもっと暖かくしたい!」
「夏 とっても暑い家をもっと涼しくしたい!」

みなさんの希望をかなえるのが【エコリフォーム】です。
そして、【エコリフォーム】は様々な手法を組み合わせたリフォームです。
「開口部(窓・玄関・勝手口など)の断熱強化」
「壁・床・天井の断熱強化」
「24時間換気システムによる熱損失の低減」

この3つがエコリフォームの基本となります。

【断熱強化】といっても様々な手法があります。住宅の築年数・構造・劣化具合・リフォームの予算などを考慮して、様々な手法の中から最適な方法を選んでいきます。

エコリフォームにおいて、もっとも優先順位の高い項目は何か?
それが「開口部(窓・玄関・勝手口など)の断熱強化」です。

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中古住宅を「高断熱・高気密住宅」へ変身させる!(省エネリフォーム工事)

ecodan001.jpg現在、築22年の既存住宅で断熱改修工事(省エネリフォーム)をおこなっています。

22年前といえば、断熱材(グラスウール/しかも、現在のグラスウールよりも断熱性能が低いもの)を壁の中に入れ、天井裏には敷いてあるだけです。床は断熱されていません。
そのため、冬は寒く、夏は、特に2階は、熱気がこもってしまう状態でした。

この既存住宅を、夏/冬、快適に過ごせる住環境にするため、まずは家全体の断熱強化を行っています。屋根と壁部分を「吹き付け断熱」をおこないました。

「我が家をもっと快適な住宅にしたい!」
とお考えの方、この断熱工法を参考にしてください。

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省エネリフォーム(断熱改修工事)に最適な「24時間換気システム」を見つけました!

ooita006a.jpg以前から非常に悩んでいました。

「既存住宅を断熱改修する時、どんな換気システムを設置するべきか・・・?」

新築の場合、地中熱利用システムと連動した「24時間換気システム」を設置するので、全く何の悩みもないのですが、既存住宅(中古住宅)となると・・・。
特に、省エネリフォーム(断熱改修工事)をおこなう中古住宅は、だいたい、築20年は経っていますので、もちろん、換気システムは設置されていません。

私達と同じように【断熱改修工事(省エネリフォーム)】を提案されている方はどんな換気システムを設置されているのか?
家の中を全てリフォームするのであれば、ダクト方式の換気システムも設置できますが、そうでない場合は、壁部分に換気システムを個別に設置する事になります。
壁付けタイプで全熱交換の換気扇を使った事はあるのですが、何件かでクレーム(風が強い時、外気が逆流する)が続き、使用するのをやめていました。

そんな悩みの中、平成23年6月17日におこなった「第5回 ecoハウス研究会 情報交換会を開催しました。(平成23年6月17日)」で、素晴らしい情報に出会ったのです。

さっそく、素晴らしい情報(全熱交換型換気扇=インヴェンター)を紹介してくれた佐々木総合建設(大分市)の現場を訪問させていただくことになりました。

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快適エコリフォームのススメ(出窓について)

千葉県内へ移住される方は多く、特に千葉県でも南の方(いすみ市・南房総市・館山市)が人気のようです。しかし、【温暖な地】のイメージが強い千葉県ですが、やはり冬は寒いのです。
千葉県内の中古住宅(既存住宅)を購入された方から相次いでメールでご相談がありました。
その内容とは

「この家をもっと暖かくしたいのですが、何か良い方法はありますか?」

本格的に家を暖かくするためには、家全体の断熱改修工事が必要になります。
構造部分(骨組み)だけを残して、外壁を全て剥がし、構造材の外側から断熱(外張り断熱)をするのがベストですが、外壁材も張り替えるため、リフォーム費用がかなり高額になります。
次善の方法としては、家の内側から発泡断熱材を吹き付ける方法もあります。
下記の動画をご覧ください。


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