エコリフォームにおける基礎の「耐震補強」について

★エコリフォーム:耐震改修工事(基礎の耐震補強)について★

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エコリフォームにおいて、全ての住宅の「耐震改修」をおこなうわけではありません。
昭和56年6月1日よりも前に建築確認を受けて建設された住宅の場合、耐震補強が必要になります。

・昭和56年(1981年)6月1日より、建築基準法における耐震基準が大きく変更されました。
昭和56年6月1日以降に建築確認を受けて建設された住宅(約築31年弱/平成24年3月現在)は、耐震補強工事等は必要ありませんが、それよりも前に「建築確認を受けて」建てられた住宅は耐震補強工事が必要になります。

また、昭和56年6月1日以降に建てられた住宅であっても、2000年(平成12年)6月1日 建築基準法が再度改正されたため、建築された年度(1981年から2000年までに建てた住宅)によっては「耐震補強工事」をした方が望ましい場合もあります。

・耐震補強工事は、「構造部分」と「基礎部分」の補強が必要です。

・一般的な基礎補強は、「既存基礎にあらたに基礎を造る(補強)する方法(内側もしくは外側)」ですが、私達の場合、別の方法で基礎を補強しております。
具体的に申し上げますと、「炭素繊維シート」を基礎に貼りつけ、強度をアップします。(↓)

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炭素繊維シートは、「重さは鉄の4分の1」であり、「強さ(引張り強度)は鉄の10倍」です。しかも、決して錆びない素材です。


「基礎の表面」に炭素繊維シートを貼る前に、特殊な液体(商品名:EXナノ)を基礎に塗り、基礎の再アルカリ化をおこないます。
酸性雨などによって、基礎コンクリートが中性化されている場合があります。コンクリートが中性化されると、内部の鉄筋を腐食させる事になりますので、炭素繊維シートを貼る前に、基礎コンクリートを再度アルカリ化する作業をおこないます。
*昭和56年6月1日以前に建築確認を受けて建てられた住宅では、その多くが「基礎に鉄筋が入っていない」ものが多いのです。
この場合、鉄筋が入っていないので、中性化によって鉄筋が腐食する事を心配する必要がありません。

この特殊な液体(EXナノ)は、再アルカリ化だけではなく、下記の特徴がありますので、鉄筋が入っていない基礎においても、私達は塗っています。

(*EXナノを塗布する事により、下記の効果があります)

1)ひび割れの低減、既存のひび割れの進行抑制
2)塗装等の剥離防止効果
3)アルカリ性の回復、中性化の進行抑制などコンクリート内部から改質する。


それでは、炭素繊維シートを使用した「基礎の耐震補強」方法について、施工の順番に従ってご説明していきます(動画も載せています)。


1)まずは、既存建物の廻りを掘ります。
・基礎の耐震補強後、基礎の外側に断熱材を貼ります(地中熱を利用するため)。地中熱を利用するため、この外側の断熱材は地中にも入ります。
そこで、基礎の廻りを掘ります。(画像をクリックすると拡大表示されます)

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2)古い基礎の表面にあるモルタル等を剥がします。
・炭素繊維シートは基礎コンクリートに直接貼らないと強度がアップしません。炭素繊維シートとコンクリートの間に異物(モルタルなど)があると、強度を増すことができないため、まずは古い基礎の表面を削っていきます。(画像をクリックすると拡大表示されます)

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削った後は、下記のように表面がきれいになります。(画像をクリックすると拡大表示されます)

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*削っている様子をyoutubeにアップしました。下記の動画もご参照ください。


3)換気口を埋めます。
・地中熱利用をおこなうため、外気を床下に入れる事はできません。外気によって地中熱が冷やされてしまうからです。
そこで、既存基礎にあいている換気口を専用のモルタル材で埋めていきます。
また、大きなひび割れ等が基礎にある場合、この部分の補修も専用のモルタル材で埋めます。
(画像をクリックすると拡大表示されます)

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4)基礎の表面に「コンクリート改質剤(商品名:EXナノ)」を塗布していきます。
・特殊な薬剤:コンクリート改質剤(商品名:EXナノ)」を古い基礎の表面に塗っていきます。
コンクリート改質剤は下記の特徴があります。

1)ひび割れの低減、既存のひび割れの進行抑制
2)塗装等の剥離防止効果
3)アルカリ性の回復、中性化の進行抑制などコンクリート内部から改質する。

(EXナノを塗布している様子:画像をクリックすると拡大表示されます)
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*コンクリート改質剤を塗布している様子をyoutubeにアップしました。下記の動画もご覧ください(↓)


5)古い基礎の表面に炭素繊維シートを貼ります。
・コンクリート改質剤を塗った後、基礎の表面にエポキシ樹脂を塗っていきます。
エポキシ樹脂を塗った後、その表面に炭素繊維シートを貼ります。
炭素繊維シートの間からエポキシ樹脂が染み出るように、基礎の表面をローラーで押し込んでいきます。(画像をクリックすると拡大表示されます)

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基礎表面に全て炭素繊維シートを貼りこんでいきます(↓)
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炭素繊維シートの上から、ローラーで押し込んでいるところです。(画像をクリックすると拡大表示されます)
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*炭素繊維シートを基礎の表面に貼っている様子を動画でアップしました。下記もご覧ください(↓)


以上で、エコリフォームにおける【基礎の耐震補強】作業が終了です。
なお、炭素繊維シートを貼った後、下記の作業に進みます。

6)基礎の外側に断熱材を貼ります。
・炭素繊維シートの上に、エポキシ樹脂をさらに塗り、その上に基礎外断熱用断熱材(ボード状)を貼っていきます(↓ 画像をクリックすると拡大表示されます)

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7)住宅及び断熱材をシロアリから守る「基礎外断熱専用シロアリ防除工法=タームガード」の配管を設置します。
・住宅と基礎外断熱材をシロアリの被害から守るため、基礎外断熱専用のシロアリ防除工法=タームガードの配管を設置します。
配管設置後、土を埋め戻します。その後、お引き渡し前に、この配管内にシロアリ防除用薬剤を注入していきます。
(画像は、タームガードの配管です。画像をクリックすると拡大表示されます)

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・タームガードの詳しい内容については、下記をクリックしてご覧ください(↓)

防蟻処理方法を変更したのですか?(基礎外断熱工法専用の防蟻処理方法について)


8)断熱材の外側にモルタルを塗ります。
・地中での「シロアリ対策」と「紫外線劣化防止」のため、基礎外断熱材の表面にモルタルを塗っていきます。

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以上が、エコリフォームにおける「基礎の耐震補強方法」です。


【追加情報】
・炭素繊維シートを貼ると、そんなに強度がアップするものなのか?
屋根瓦の裏に炭素繊維シートを貼って実験してみました。

*炭素繊維シートは、「重さは鉄の4分の1」であり、「強さ(引張り強度)は鉄の10倍」です。しかも、決して錆びない素材です。


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写真の左側の瓦は「裏に炭素繊維シートを貼ったもの」です。右側は何も貼っていません。
この瓦の上に乗ってみました。
はたして、瓦は強くなったのか?

実験のようすについては、下記の動画をご覧ください(↓)
(すみません。途中から画像がかなり乱れています・・・)




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