土台にあるタテの溝はなんですか?

【質問】
先日、上棟現場を拝見した際、土台にタテの溝が切ってありました。あれは何のために必要なのですか?

木曾東濃檜 上棟


(回答)
・ご質問をいただきましてありがとうございます。良くいただくご質問です。
タテの溝とは下記の部分ですね。
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風除室は絶対に必要ですか?

【質問】
先日見学させていただいた建物では、玄関を入るとまた建具がついていました。その空間を「これが風除室です。」と説明をうけたのですが、地熱住宅を建てる場合、絶対に風除室は必要ですか?

(回答)
・ご質問をいただきましてありがとうございます。
地熱住宅では、玄関ドアを開けて中に入るとその奥にまたドア(建具)がついています。その「玄関ドア」と「玄関の奥にあるドア(建具)」の間(空間)を風除室とよんでいます。

風除室

写真のように、玄関を入るとすぐ奥に またドアがあります。奥のドアは通常は閉めたままです。
この空間が風除室です。
風除室が必要な理由をご説明いたします。

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24時間換気システムによって臭いが家全体にまわりませんか?

【質問】
ところで循環換気システムでキッチンでの料理の匂いやお香の香りなんかが、ぐるぐる循環して他の部屋にもうつることは無いのでしょうか?

地熱住宅に限らず最近は24時間換気システムが取り入れられていますので、皆さんのお家はどうなのかなァーと素朴な疑問です。



【回答】
・非常に鋭いご質問です。そして、この臭い(ニオイ・匂い)の問題は、24時間換気システムが設置されていても、「問題になる家」と「問題にならない家」があります。それをご説明いたします。

・さて、回答の前に「24時間換気システム」について少し解説いたします。
住宅用の換気システムには、2種類の方法があります。「第1種換気」と「第3種換気」です。

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「床下システム」の切り替え時期はどうやって決めたのですか?

【質問】
「床下システム」が地中熱を利用するための仕組みであることを読みました。
*参照: 地中熱利用の方法はたくさんあるのですか?

そこには「冬モード」の期間が「9月10日〜3月19日まで」と書かれてあります。そこで質問です。
なぜ「9月10日〜3月19日」なのでしょうか?その期間を冬モードにするのが最も効果的であるためだとは思うのですが、どうやって決められたのですか?


(回答)
・鋭いご質問をいただきましてありがとうございます。今まで多くのお客様、そして工務店さん達から同様のご質問をいただきました。そして口頭ではお答えしていたのですがホームページ及びメルマガ等では一切 記述していませんでした。
なぜなら、この解説はすご〜く長くなるからです(笑)。今回、思い切って書きますので、文字ばかりになりますが、覚悟を決めてお読みください。

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外断熱工法(外張り断熱工法)とは?

【質問】

【外断熱の地熱住宅】と書かれてありますが、地中熱を住宅の冷暖房に利用する場合、断熱工法は「外断熱(外張り断熱)」でないとダメですか?
現在、パネル断熱工法で家づくりを検討しています。アドバイスをお願いします。

(回答)
・「地中熱の利用」だけを考えると【外断熱工法】に限定されません。「外断熱(外張り断熱)」「内断熱(充填断熱)」「パネル断熱」などによる【高断熱・高気密住宅】であれば「地中熱利用」が可能になります。
ただし、基礎は【外断熱】にした方がより効果的な活用ができます。

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外断熱工法で特別注意する点はなんでしょうか?

【質問】
実家(埼玉県)が建て替えるので「外断熱の家」を建てたいと考えています。地元の工務店さんに建ててもらうのですが「外断熱工法」の経験が少ないそうです。そこで、外断熱工法に関する注意点をアドバイスしてください。

(回答)
・「外断熱工法(外張り断熱工法)」と言っても各社(施工会社)によって、様々な違いがあります。そして、各社とも「自社の施工方法がベストだっ!」と信じていますから、どれが良くて、どれが悪いということではありません。

・ですから、これからお伝えすることは、あくまでも参考情報としてお考えください。下記の方法が唯一でベストというわけではありません。

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気密測定とは?

【質問】
ホームページ・メルマガには【「外断熱・高気密住宅」は熟練の職人さんが必要だ。特に大工さんの役割が大きい。】と書かれてあります。それはなんとなく理解できるのですが、本当に熟練しているのかどうかをどうやって判断するのですか?

(回答)
・そうですね。建てる側が「熟練の職人さんばかりです。安心してください。」と言っても、簡単に安心できませんよね(笑)。
また、多くの外断熱・高気密住宅を建てた経験の豊富な職人さんであっても、稀にミスをすることはあります。当然、現場監督が施工状況を厳しくチェックするので経験豊富な職人さんと現場監督がいれば、ほとんどミスはしないと思います。それでも、品質チェックは絶対に必要です。
そこでおこなうのが「気密測定」です。
ですから、全棟で「気密測定」をおこないます。

平成19年9月23日 千葉県東金市において「気密測定」をおこないました。
その様子を動画でご報告いたします。

気密測定の様子をご覧になる前に、まずは下記の参考情報をご覧ください。

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「伝統民家の智恵」ってなんですか?

【質問】
ホームページや小冊子の中に「伝統民家の智恵を活かす」と書かれてあります。また、別に「北欧住宅の特徴を取り入れる」とも書かれてあります。少し混乱しています。さらに具体的に説明してください。

(回答)
・「伝統民家の智恵」と「北欧住宅の特徴」という言葉がいろいろなところにたびたび登場します。つまり、それぞれのメリット・デメリットを理解して、両方のメリットを上手に利用しましょうという発想を基本として【外断熱の地熱住宅】を開発してきました。
それでは、具体的にご説明しましょう。

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「地熱住宅」は温泉が出るような地域でないと建てることができませんか?

【質問】
「地熱住宅」は地熱を冷暖房に利用するということですが、地熱のイメージとしては「温泉の熱」ですが、温泉がでない地域では建てることができませんか?

(回答)
・同じ内容のご質問をたくさんいただいております。誤解される表現方法で申し訳ございません。
・【外断熱の地熱住宅】は、温泉などの熱源である「マグマの熱」を利用したものではありません。

その違いをご説明いたします。

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地中熱利用の方法はたくさんあるのですか?

【質問】
「井戸水が夏冷たく 冬暖かい」と書かれてあるのを読んで、なんとなく「地中熱」については理解できました。ところで、「地中熱」を利用する方法はたくさんあるのですか?
他のホームページでは地中に管を通す方法も書かれてありました。


(回答)
・地中熱は世界中どこの地域でも存在しますので、この無尽蔵に蓄えられているエネルギーを利用する試みは世界中で行われています。
・そして、地中熱利用の方法としては、大きく分類すると2種類あります。
・また、原油価格が高騰してきていますから、今後も地中熱の効果的な利用方法がいろいろと開発されると考えています(期待しています!)
・それでは、その2種類の方法を解説しましょう。

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