外壁 塗り壁工事

最近、外壁材としてサイディングではなく「塗り壁」を採用される方が増えてきました。今回も「塗り壁」です。

まずは、外断熱施工の外側に、無塗装の板を貼っていきます。
その表面に「色が付いた素材」を吹き付けていきます。

1)無塗装の板の表面に、着色された素材を吹きつけていきます。その後、コテで押さえながら、いろいろな模様を付けていきます。
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2)どんどん仕上げていきます!
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3)上下で模様を変えてみました。完成です。
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建物の品質をチェックするための「気密測定」

外断熱高気密住宅」を建てる場合、施工品質のチェックのため、【気密測定】をおこないます。
実際、「家の隙間」を目視判断することはできませんから、気密測定によって施工品質をチェックするのです。

1)気密測定時に、現場監督・設計・インテリアコーディネーターがチェックをおこなっています。
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2)お施主様に【気密測定】の目的・方法を御説明しています。
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3)そして、高気密を体感していただくため、お施主様に玄関ドアを押していただきます。全く開きません。しかし、少しだけ窓を開けていただくと、あ~ら不思議!簡単に玄関ドアが開いてしまいます。
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【壁の外断熱工事】

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【外断熱の地熱住宅】において、最も重要な部分、それは断熱工事です。
「基礎の外断熱」については以前ご報告いたしました。

「地中熱」を効果的に利用するには、基礎・建物を高断熱住宅にしなければいけません。夏の地中熱を冬に持ち越すには、地中熱の上に建つ住宅が「外気温の変動」とは無関係になっていなければいけないのです。

そこで、「基礎・建物の高断熱=外断熱施工」と「開口部:窓の断熱・気密」が必要なのです。
「外断熱施工」は熟練の職人さんがおこないます.

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【外断熱材の劣化を防ぐ工夫】(タイベックシート)

外断熱材の欠点は「紫外線劣化」です。
逆に、「紫外線劣化」を防いでやれば、半永久的に長持ちします。

どんな風に劣化するかというと、下記をご覧ください(↓)
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紫外線(日光)に長期間さらされると、この写真のように、断熱材表面の色が変わってきます。指でこすると、ちょっと、粉っぽくなっています。表面の数ミリが紫外線で劣化しているのです。

断熱材の表側には「外壁材」が施工されますから、外壁材施工までの期間、断熱材が紫外線にさらされないようにしてあげるのが正しい方法です。

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【お施主様からコメントをいただきました】

サッシが入り、いい感じで家造りが進んでいる様子ありがとうございます。
棟上が過ぎるとすっかり棟梁にお任せモードで施主としては何か物足りないですね。(現場を見れないのが原因)

1年前あれこれ間取りを考え、飽きる事無く図面を見ていた日が懐かしく楽しかったです。
カーテン・外構とほぼ決まりつつある中、私はどんな事をすれば良いのでしょうか。

取り敢えず、ちょっと気の早い話ですが、引越しを想定して必要な物と処分する物の区分け、部屋の片づけをしています。せっかく考えて頂いた収納にきっちり収めたいですからね。

中でも石油ファンヒーターを処分できる事は嬉しいですね。
灯油入れから開放され、外断熱+地熱住宅の効果が楽しみです。
扇風機は処分しないで、エアコン+扇風機で空気循環させると効率的と設計さんから教えていただいています。
他に何かすること、考えておく事があれば教えてください。

【高気密住宅にするためにサーモプライを貼ります】

【外断熱住宅】の性能を発揮するには【高気密住宅】であることが絶対条件です。そこで、高気密住宅にするため構造体(木材)の外側にサーモプライを貼っていきます。
サーモプライを貼り終えた後、その上に断熱材(ポリスチレンボード)を貼っていきます。
*「高気密住宅」「サーモプライ」に関する詳しい情報は、下記をクリックしてご覧ください。

気密測定とは?
高気密住宅にするための秘訣


1)構造体(木材)の外側にサーモプライをはります。
材料の継ぎ目には気密テープを丁寧にはっていきます。
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【屋根工事:瓦がのりましたよ!】

【屋根の断熱工事】が終わった後は、陶器瓦をのせていきます。

私(タマチャン)は高所が苦手です。ですから、屋根の工事をおこなう職人さんを見るたび
「す、凄いなぁ~」と思ってしまいますね。

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現場監督が写真をとったのですが、高いところは慣れているみたいです。う、うらやましい~。
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【サーモプライは高気密住宅に必須アイテムです】

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屋根の工事がはじまりました。
まずは、屋根部分の構造材の外側にサーモプライを貼ります。サーモプライを貼る目的は;

1)高気密住宅にするため
2)屋根が受ける風圧に耐えるため
3)ベーパーバリア(湿気を通さない層)

となります。

・サーモプライの上に断熱材を貼ります。
屋根用断熱材です:75ミリと40ミリの厚さ/2種類の断熱材です。屋根には、2種類合わせて、115ミリの厚さで断熱材を貼ります。
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【いよいよ上棟です!】

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★4月17日(大安吉日)、いよいよ【地球民家】の上棟でした。お施主様・私達が待ちに待った日です。天気も最高に良く、まさに記念すべき日となりました。★

たいせつな構造材を移動するレッカーを担当している藤本さんです。「神の手を持つ男」と言われています。 正面から撮ろうとしたら、
「おいおい、顔を載せないでよぉ~」

・土台は「木曽東濃檜」です。良い香りと色ですね。
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【基礎工事が完了しました!】

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基礎配筋検査が合格しましたので、コンクリートをうちこみました。

少しだけ白く見えているのが、基礎用の断熱材です。表面には保護モルタルを塗ってあります。
これは、断熱材が紫外線(太陽光)で劣化することを防ぐためのものです。

下の写真(↓)をご覧ください。
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基礎の上端にテープが貼ってあります。アリダンテープです。
白い断熱材は、粒粒のまわりにホウ酸が付着してあるため、シロアリがその中を通過できません。しかし、万一に備えて、白い断熱材の上端には、シロアリが通り抜けることができない特殊テープ(アリダンテープ)を貼ります。

いよいよ、4月17日が上棟日です。
私達もとっても楽しみです。