太陽光発電を設置したオール電化住宅のお施主様からのお喜びの声

taiyou0003.jpg

「平成24年9月1日から電気料金値上げ!」
電気料金値上げの認可について

このニュースを読んで、私はかなりつらかった・・・。
このホームページをお読みの方はよくご存知だと思います。私はオール電化住宅を強力・強烈に推進してきました。
地熱住宅にオール電化住宅は最適だと申し上げてきました。

両親の家もオール電化住宅ですし、お施主様には常にオール電化住宅の良さを強調してきました。当然、我が家もオール電化住宅です。
しかし、最近ではオール電化住宅に対する、なんと言うか、逆風が吹いていて、なんとなく、強烈に提案しづらい雰囲気ではあります。

確かに、住宅(新築・リフォームを含めて)がどんどんオール電化住宅になれば、電気使用量が増えるでしょうから、水力・風力・地熱・火力発電所の増設は必要になります。
そうなると、新規発電所の建設費用などが必要になり、再度、電気料金も値上げになるかもしれません。

それでも、私は確信しています。
「地熱住宅にはオール電化は最適である!」

一般の住宅が使用する「総電気量」よりも少ない電気量しか使用しないオール電化住宅であるからです。

そして、地熱住宅のお施主様の場合、もっと進んだ考え方をされています。

「一般の住宅よりも、さらにさらに、電気使用量を減らしていきますよ!」

一生懸命に【日射遮蔽】を「緑のカーテン」でおこなっているお施主様がたくさんいらっしゃいます。
taiyou0005.jpg

ご自宅だけではなく、事務所でも「緑のカーテン」を設置されているお施主様もいらっしゃいます。
taiyou0004.jpg

冷房コスト(電気使用量)をできるだけ減らすための工夫ですね。

【参考情報】:日射遮蔽については下記もクリックしてご覧ください(↓)
日射遮蔽対策を十分におこなってください!(断熱雨戸を日射遮蔽に利用する)
今からでも簡単にできる【日射遮蔽】について(夏を快適に過ごすためのグッズ)

冷房エネルギーを減らす工夫だけではありません。次は創電です。

この数か月間、すでに建てた地熱住宅に太陽光発電を設置するお施主様が急増しています。
地熱住宅のお施主様は、もともと、環境問題への意識が高い方ばかりです。そのため、できるだけ自分達も発電しようと奮闘されています。

つい最近太陽光発電を設置されたお施主様から下記のメールをいただきました。


今日は電気の検針がありました。
売電は一万円弱、購入も1万円程度で差し引き1千円の負担でした。
次回は丸々一ヶ月になるのでもう少しプラスになるでしょう


ちなみに、このお施主様の場合、発電期間はまだほんの半月ほどです。
もっとも、売る電気代の方が買う電気代よりも高いので、金額的には1000円のみの負担でしたが、発電量的には購入した方が多かったと思います。しかし、1か月トータルでは、発電量の方が増えると予想しています(4.14KWのパネルが設置されました)。




現在、太陽光発電システムを販売している会社のほとんどは、このように語っています(↓)

「もともとは平成24年度は、発電された電気の買取金額は36円程度になるはずでした。しかし、太陽光発電を普及させるため、平成24年度は42円で買い取ってくれる事になりました。
でもね、来年度は36円程度に減額される可能性が高いですよ。だから、太陽光発電を載せるには、今年は大チャンスなのです!」

*平成24年度 買取制度・買取金額・買取期間については下記をクリックしてお読みください。
経済産業省 資源エネルギー庁 買取価格・期間等

決して間違った事を言っているわけではありません。
確かに、平成24年度(平成25年3月まで)に太陽光発電システムを設置すれば買取価格は42円(しかも、その後10年間は固定されるようです)です。平成25年度はひょっとすると買取価格が減額されるかもしれません。買取価格が減額されるとシステム設置費用の回収年数が延びますから得られるメリットも小さくなります。確かにその通りです。

ただし、地熱住宅のお施主様の場合、そんな事よりも、「自分で使う電気は自分で創るよ!」という発想の方が多いと感じています。ありがとうございます。


追伸:
ちなみに、太陽光発電システムの工事の際、いつも思うのですが、職人さん達はよく平気で屋根の上でテキパキと仕事をしますよね。

taiyou0001.jpg

私は高いところが大の苦手でして・・・。
taiyou0002.jpg

「そんなんで、よく工務店の社長がつとまるよな・・・」

いつも大工さんに笑われています。