エコホームズで建てるには「東濃檜」を使わないとダメなのですか?

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【ご質問】
エコホームズのホームページを見ると、「地熱利用」と「檜の話」がごちゃごちゃと混じっています。
そのため、ちょっと混乱しているのですが、地熱住宅を建てる場合、構造材は檜にしないとダメなのでしょうか?
千葉県の地元の杉材では地熱住宅を建てることはできないのでしょうか?

また、大黒柱を必ずたてないといけないのですか?それは自分で選ばないといけないのでしょうか?植林することも義務ですか?


(回答)
・すみません。確かに、エコホームズのホームページは読みにくいですね。多数の方から同様のご指摘をいただいております。いつの日か、これをもっとスッキリしたものにしたいと計画しているのですが・・・。当分は無理ですね。すみません。

・また、千葉県/県産材(杉材)を利用したいとご希望されたお施主様もいらっしゃいました。
「住宅を建てる地域の気候で育った木材を使うのがベストである!」とお話されている建築士の方も多いですし、千葉県では「千産千消」(千葉県で消費するのは千葉県産の物!)を推奨していますしね。
そのため、同様のご質問をたくさん沢山いただいております。

・また、地中熱利用システムの家造りだけを考えると、その構造材は「千葉県産の杉材」でも大丈夫です。「輸入材:ホワイトウッドの集成材」でも地中熱利用だけを考えると問題無く使用できます。極端な話になりますが、鉄骨でもコンクリート住宅でも地中熱利用システムは効果を発揮します。
だから、「木曽東濃檜の構造材だけでしか地熱住宅を建てることはできない」のではありません。
実際、全国で地熱住宅を建てている仲間(工務店)は、各地の杉であったり、紀州の檜を使ったりといろいろです。それでも全く問題はございません。

・なのですが、地中熱利用の効果とは全く別に「エコホームズで家を建てるお施主様は構造材として【木曽東濃檜】を強要されている」というのが現状です。
なぜなのか?
その理由は下記の通りで;

①玉川和浩は木曽東濃檜が大好きだから。

②玉川和浩は木曽東濃檜以外の構造材で家を建てた経験が無いから。

③玉川和浩は木曽東濃檜以外の構造材で家を建てると【7人の怖い先輩達】から怒られるから。



「な、なんだっ、この理由は!!!」
「7人の先輩って何の関係があるのだ!」

と御怒りの方も多いと思います。本当に申し訳ございません。上記の3点が事実でございます。
ちなにみ、③の理由ですが、これについては、下記をクリックしてお読みいただけるとご理解していただけると思います。

「あすみ住宅研究会」とは?

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・ですから、エコホームズで地熱住宅を建てる場合、その打ち合わせ段階においては、本当に申し訳なく思っておりますが、構造材は木曽東濃檜であることを前提に打ち合わせをさせていただいている次第です。

・また、「大黒柱をご家族でお選びいただくこと」「檜の植林」についてですが、これについては任意でございます。特に、大黒柱を選ぶことについてですが、年に3回(3月・9月・12月)しか実施しておりません。そのため、建築期間がそのタイミングに合わない場合などもございます。その場合、私が在庫している大黒柱をご使用いただくことも可能です(あくまでも任意ですからね)。
*私が無意識のうちに、大黒柱や植林をブツブツとつぶやいている可能性がありますが、これらは任意ですので、その点はご安心くださいね。