深夜特急にのって!

沢木「たとえば、高倉さんのどこかに、いつ俳優をやめてもいいと思ってらっしゃるようなところはありませんか」

高倉「そうですね。何度もやめようとしましたが、これだけやってきたんだから、別のことをやろうとすると、最初から全部やり直ししなきゃならないから大変だぞと、自分で自分に言いきかせながらやってきました」

(沢木耕太郎さんと高倉健さんの対談から抜粋。出典 貧乏だけど贅沢 沢木耕太郎氏著)

俳優として最も尊敬する高倉健さんが、何度も悩んだ事に驚きました。意外でした。俳優に成るべくして生まれた人、と思っていましたから。

経営者であれば、
「このままではいけない。なんとか変わっていかないと!」
と、何度も悩んでいるはずです。

進化しなけれは生き残れない、適者生存の世の中では、それが最善の手法でしょう、きっと。

しかし、住宅業界に身を置く者としては、あえて言わせていただきたい!
「変わらずに、本来の仕事を、ただひたすら、続けていきたい!」

憧れの高倉健さんが、俳優として、生涯を全うしたように、地元の住まいを見守り続けていこう。そして、自分が死ぬ時は、高らかに宣言しよう!
「我が生涯にいっぺんの悔いなし!」

追伸
私は、沢木耕太郎さんにも憧れていまして、60歳過ぎたら、出来るだけ早くに引退して、香港からロンドンまで、乗り合いバスで旅して行きたい!
インドでは、ダラダラと過ごすぞ!

(注:本文の内容と激しく矛盾した内容が書かれている事を深くお詫び申し上げます)