自然素材 「塗り壁の家」
新建材で建てる家は「経年劣化」が目立ちます。
自然素材で建てる家は「経年美」（私達は「古美る：ふるびる」とよんでいます）が楽しめます。
外壁材として「火山灰（シラス）」が原料である【そとん壁】を採用しました。
火山灰が原料ですから、表面には凹凸ができます。それが自然の味わいでもあります。
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【そとん壁】にはウッドデッキが良く似合いますね（↓）
内装の仕上げは「パイン材」がメインです。まさに経年美が味わえます。
当然、キッチン・水まわりもパイン材で仕上げていきます。水がはねる部分は白いタイルを貼りました。
（キッチン）
（トイレ・洗面所）
＊洗面所（画像をクリックすると拡大表示されます）
大事な収納部分ですが、「段差を利用した収納」「壁の中の収納」などなど、御施主様と一緒に考えました。
（キッチン上部）
【吹き抜け】
開放感（大空間）を感じていただくため、リビングは吹き抜けにしました。
一般的な住宅では「リビング/吹き抜け」にすると、冬は寒くて寒くて・・・。そこで暖房をするとさらに寒くなります（家中の寒気をそこに集めてしまいます）。
しかし、家全体を暖房する「全館暖房」ですから、吹き抜けを作った方がよりいっそう快適になります。
吹き抜けには「キャットウォーク」をつけました。そこから２階ベランダへ。
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（２階 ベランダ）
２階/子供部屋の上部を吹き抜けにしました。屋根も外断熱ですから、２階に天井を張らなくても快適に過ごせます。
外壁材を「塗り壁」にすると、壁面に曲線がとれます。面白いですね。
家の中と外をつなぐ「ウッドデッキ」は遊びの場だけではなく「日射遮蔽」としても効果的アイテムです。地面からの輻射熱を防ぐからです。
住宅は建物だけでは完成しません。外構も重要です。建物のコンセプトに合った外構計画が不可欠ですね。
