【木も長生きしてもらいたい!】


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住宅業界では、「戸建住宅の寿命」に関する各種調査があります。調査内容によって違いはありますが、だいたい26年前後のようです。
もちろん、住宅の工法(木造軸組み/ツーバイフォー/鉄骨/RC)によっても寿命が違ってきますが、「木造住宅」の場合、構造材(木材)の寿命を長くすることが「長生きする住宅」につながります。

本来、木材は「呼吸することができれば腐らない」素材です。
むしろ、伐採してから、100年以上経った方が素材の強度も最大になります。法隆寺などの古い建築物が証明している通り、木材は長持ちするのです。
ただし、「腐らない」「シロアリに食べられない」ように工夫しなければいけません。

「木材が呼吸する」ためには、壁の中に隠れてしまっている柱(木材)の周りを空気が流れるようにすればよいのです。(簡単ですね)そのため、柱間に断熱材(グラスウール=綿のようなもの)を詰めてしまうと「空気が流れない」ことになってしまいます。

そこで、私達は【外断熱工法】を選択しました。

また、木材(土台)を「基礎コンクリート(=水分があります)」に直接置かないため、写真のような工夫をしています。(画像をクリックすると拡大表示されます)
黒い板のようなものは「基礎パッキン」です。基礎パッキンは、本来は「床下換気」のために使用されるのですが、私達は別な目的で利用しています。
(後で、隙間の部分も外断熱材によって塞がれてしまいます。)

そして、土台にある「切り欠き」部分は【土台の廻りにも空気を流すため】の工夫です。この「切り欠き」部分によって、床下の空気が、壁の中にも流れ込むようにしてあります。

 【床下】⇒【基礎パッキンによる隙間】⇒【切り欠き部分】⇒【壁の中】
 *床下空気の流れの経路


木材は「呼吸すること」によって、長持ち(=長生き)できるのです。


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