第二の人生こそ、家庭を大切に!

二地域居住
(日本経済新聞 2007年3月19日の記事:家庭人としていきますか/画像をクリックすると拡大表示されます。)

【二地域居住=マルハビ族】が増えているそうです。
2030年には1000万人を越える人が【二地域居住者】になるという予想も政府から出ています。

私の近所の方も「千葉県船橋市」に持ち家を所有しているのですが、そこを貸して、現在は「千葉県千葉市緑区」に新築しました。千葉県千葉市緑区に住まいを移した理由は「家庭菜園をするため広い土地が欲しい」からだったそうです。

【二地域居住者】になるきっかけですが:

①定年退職により、「通勤時間を考えた居住地の限定」から解放されること。
 ⇒好きな場所に定住できます。「田舎暮らし」が増えてきました。

②ブロードバンドの普及により、在宅で仕事をこなせるようになったこと。
 ⇒大手企業も在宅勤務を増やしてきています。

③医療・介護・生活に便利な「都会暮らし」は高齢者にとって「快適」な場所であるから。
 ⇒地方都市では、郊外から駅前に居住者が移動しています。

【二地域居住者】の一つの事例が「日経新聞 2007年3月19日」に掲載されてありましたので、一部を抜粋してご紹介します。(全文は画像をクリックしてご覧ください)


■家庭人としていきますか

二月の週末。オフィスの窓外に東京タワーのオレンジの輝きが広がる。雪の降らない今冬の都心。翌日、中嶋さんは約二百キロ離れた銀世界に立っていた。生まれ育った長野県飯綱町の山だ。「北信五岳」と呼ばれる黒姫山や妙高山など慣れ親しんだ二千メートル級の雄姿が見える。頭の中には一枚の住宅設計図。リンゴ農家を営む実家の近くに土地があり、いずれやって来る引退の日には「家族のために新たな家を建てたい」と考えた。
八畳の二つの部屋に台所、浴室を配置した一戸建てを建てよう。千葉県白井市の自宅と行き来し、ジャガイモやカボチャを栽培する農業もできれば・・・・。団塊の世代向けに脚光を浴びる都会と地方に生活拠点を置くライフスタイル「二地域居住」のモデルのようだが、家事や育児を妻任せにして生まれたすき間を埋めようとした、自分なりの「答え」だ。故郷で暮らす母(84)への恩返しになるとも思った。


私の場合、退職を迎える時、杉花粉が少ない地域、沖縄に移住してみたいですね。夢です。