【木曾東濃檜4寸角材の土台】

外断熱住宅 土台 木曾東濃檜

いよいよ【上棟】に向けての作業です。まずは、土台(木曾東濃檜)を基礎の上にのせます。

写真では、ちょっと見えないのですが、土台の裏側(基礎との間側)には、自然素材の防蟻処理材(ヘルスコキュア=液状炭)を塗ってあります。

土台の外側(室外側)には「切り欠き」があります。これは、土台の回りを空気が流れるための工夫です。また、土台が直接基礎(コンクリート)に触れないため、土台の下には「基礎パッキン」が置いてあります。

本来、基礎パッキンは、そこから「床下の換気」をするためのものですが、私たちは別の用途で使用しています。
基礎パッキンによる「隙間」は、後で施工する「外断熱材」によって閉ざされます。後述しますが、基礎には換気口はありません。

また、写真では見難いのですが、前回説明した「アリダンテープ」とは別に、「アリダンシート」も敷きます。(これもシロアリ対策です)


木曾東濃檜 土台
土台の脇に見えているのが【アリダンシート】です。アリダンテープとアリダンシートがシロアリの侵入を防ぎます。

木曾東濃檜 土台
台(木曾東濃檜4寸角材)が全て敷き終りました。いよいよ上棟です。

土台の部分から出ている「長い金属の棒」は、「ホールダウン金物」の棒です。これによって、直下型地震の時に、土台から柱が引き抜けてしまうことを防止します。